・「悩み」はいらないって本当?

こんにちは、今日もお話しさせていただきます。

さて、今回のタイトルは一見矛盾しているようですが、いたって簡単です。
人は「悩んだ」方がいい。ということです。
では、説明させていただきます。

人は生きていればほとんどの人が何かしらの問題を抱えると思います。その問題に対して解決しようとしますが、端的に言えばそれが解決できないから「悩んで」しまうわけです。人間関係であったり、お仕事の悩みであったり。

ここで悩みすぎてしまうとその思念に押しつぶされてしまうように、精神的に参ってしまいます。例えばうつ病の方は、悩みを深刻にとらえすぎてコントロールできなくなったり、無意識のうちに悩みを増幅させてしまったような現象が多くみられます。他にも原因不明の体調不良が頻繁に起こる方もやはり、長年の悩みをずっと抱えてきていたりします。

このように「悩み」というものは基本的に精神的な部分で大きな影響力をもっていることがわかります。だからあまり難しく悩んでしまうことは良いとは言えません。
しかしそれは逆を言えば、それほど影響力があるからこそ、悩みに効果があるということなのです。

そもそも皆さまが今こうして生きてらっしゃるのも悩みがあった上でということになります。生きていけば悩みが生じ、それの影響を受けながら人生の選択をしてきているわけですから。
つまり「悩み」を自らの力にして生きようとすれば、それがその人にとっていい方向へと人生の選択ができるというわけですね。

私はむしろ「悩まない生き方」というものは決しておススメはいたしません。「悩まない」というのはいわば思考停止状態にあると同じだと思っているからです。
「悩み」が生じるというのは自分自身の見える理想的な空間と比べて現実世界がズレているということですから、人はなぜズレているのか悩み、どうすればよりいい方向に向かえるのか悩みます。それを繰り返すことによって、その人自身の生き方を手にするきっかけをつかめることになるからです。

セッションを受けられた方も違和感を感じられたかもしれませんが、私は「もう悩まなくてもいい」という言葉は使いません。その人自身の悩みに焦点を当ててきっかけを探し出す手がかりをみつけだしていくことを重要視しているからです。
深刻に受け取る必要はないけれども「悩む」ことがあれば、大切にどんどん悩めばいいよ。こういうことですね。
私もたくさん悩みましたし、今でも何かしら悩んでいます。だからこそ、本当に自由でオリジナルな生き方ができていくんだろうなと、悩んだ結果を実感しています。

例えると「子どもとの関係」に似ているかもしれません。自分自身の子どもは可愛くて本音はどこまでも甘やかしたい存在、でもずっとそれを続ける(悩むことを放棄する)と子どもの将来の為にならない。だけど、厳しくしすぎると今度は子どもが精神的に深い闇を抱えてしまう(深刻に悩みすぎる)。
バランスよく愛情を注ぐときは思いきり注いで、心を鬼するところはしっかりと、責任をもって子どもの幸せを願う。悩みもそういうものだと思います。

もちろん深刻化する前に何らかの対策はいります。だから、悩まなければいけないからとはならずに、自然体で自分の悩みと向き合ってくれれば良いです。
相談はいつでもお受けしますし、親しい人に日頃から相談してみるのもよし、紙に悩み事を書いてみるのもよし、考えたくないときは何も考えない、など自分自身のペースで「悩み」と向き合ってみてください。

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